Home > 病気一覧 > 癌や腫瘍の病気 > 悪性黒色腫・メラノーマ
メラノーマ(黒色腫)という言葉は、良性・悪性の区別なく使用されていましたが、現在では良性を黒色腫、悪性を悪性黒色腫と分類しています。どちらもメラニン産生細胞(メラノサイト)から発生する腫瘍です。口腔内・皮膚・眼球・指などに多くみられ、口腔や指に発生するものは悪性黒色腫がほとんどで、皮膚や眼球には黒色腫の発生が多いと言われます。悪性黒色腫の平均発生年齢は9〜11歳で、若い3歳でもみられています。雄雌差では雄に多く、皮膚の色素沈着度が高い種類に多いと言われます。口腔内での悪性黒色腫の発生は9歳以上で、特に黒色に多発しています。
悪性黒色腫とメラノーマの症状
口腔粘膜や舌などに黒褐色の結節が現れてそれが急に大きくなります。悪性黒色腫は転移が早く、リンパや血行に早期に転移し、診断された時点ですでにリンパ節に癌が転移していたり、肺に癌が転移している場合があります。
悪性黒色腫とメラノーマの原因
加齢・紫外線・放射線・化学的発癌物質・刺激物質・ホルモン・ウィルス・遺伝性・免疫不全等挙げられています。
免疫が強ければガンにはなりにくく、ガン細胞を排除しようとする細胞の働きが強まります。脂肪腫や腺腫は良性腫瘍に属し、悪性腫瘍は発症部位によって分類します。ガン腫は犬の臓器の表面に並ぶ組織から発症したもの、肉腫は筋肉や血管・骨等の組織に形成されたもの、リンパ腫はリンパ系組織で形成されたものです。
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